道産子ドライバーの日常 北海道で車を持つとどんな生活が待っている?
前回の記事で北海道生活での車の必要性を解説しましたが、実際に北海道で車に乗る生活をしていると、本州の雪が降らない地方からは考えられない作業や費用がかかります。
この記事では実際に北海道で車を持つとどんな生活が待っているのか、道産子ドライバーの実生活を紹介していきます。
前回の記事はこちら
雪と縁がない地方から北海道に移住を考えている人や、仕事の都合で北海道に住むことになった人などはぜひ参考にしてみてください。
前提として、
- 人口数万人の豪雪地域在住
- 子供が保育園に通っている
このスペックをモデルに、一日、一週間、一年を道産子ドライバーはどう過ごしているのか、順番に紹介していきます。
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道産子ドライバーの一日
春と夏
特に大変なことはありません。この季節がずっと続けばいいのにと思っています。
秋
朝は寒くなってくるので、車に乗る前にエンジンスターターで車を暖めてから仕事に出かけます。
冬
雪がない季節よりも30分くらい早く起きます。室内からエンジンスターターで暖機(暖気)をしておくと、凍ったフロントガラスが融けて雪下ろしもスムーズにできます。
車の雪下ろしをして、車の周りの雪を最低限よけてやっと出発します。
仕事が終わり、保育園に子供を迎えに行く前に買い物をします。
車に雪が積もっていれば雪下ろしをしてから保育園に行きます。
家に着いて駐車場に雪が積もっていれば、車を停める前に除雪をする必要があります。
ちなみに筆者の住んでる賃貸の駐車場は、仕事に行ってる間に除雪車が入るので、駐車場を自分で除雪することはほぼありません。
暖機(暖気)をする場合はそれほど必要ありませんが、車を降りた時はワイパーを立てておきます。
凍ったロントガラスにワイパーがくっつき、無理に動かすとワイパーが曲がってしまう可能性があるからです。
車の雪下ろしのポイント
フロントガラスだけ雪を除けて、ルーフに食パンのような雪をこんもり載せたまま走っている車を見かけることがありますが、これは結構危険です。
信号などで車が停止するとルーフの雪がフロントガラスに滑り落ちてきて、前が見えなくなります。走行中もあり得ることです。
大量の雪だとワイパーでは除けれず、車から降りて手で雪を除けなければならず大変危険です。そんな目に合わないためにもルーフの雪は下ろしましょう。
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道産子ドライバーの一週間
春と夏
週末の休みは家族で買い物に出かけたり、ドライブをしながらちょっと遠くまで観光に出かけます。
秋
北海道には紅葉の名所がたくさんあります。
週末は紅葉スポットへドライブをしたり、冬に向けて防寒着や冬靴などを買いに商業施設を車でハシゴします。
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冬
平日の雪道の運転に疲れ、週末はあまり運転したくなくなります。
生粋の道民でも雪道の運転が好きという人はあまりいないと思います。
週末はせいぜい近場の商業施設か、子供が遊べるスノウパークに行くぐらいです。
ウィンタースポーツをする人は車があるとスキーやスノボを乗せてスキー場まで行けますし、子供のソリも詰め込めるので、冬場は車があると本当に便利です。
道産子ドライバーの一年
春
例年3月後半から4月上旬にかけて雪が融けるので、この頃にスタッドレスタイヤから夏タイヤに交換します。
稀に雪が降ってもこの時期なら昼間は融けますが、深夜・早朝に車に乗る人や峠を通る予定があるという人は、まだ路面が滑りやすいかもしれないので、天気予報や峠の道路情報をよく確認してからタイヤ交換をしたほうがいいでしょう。
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夏
短い北海道の夏を満喫すべく海や山にドライブします。
筆者の家では道の駅を目的地に設定してドライブすることが多いです。
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秋
紅葉スポットにドライブしたり、雪が降る前に遠方などの行きたいところに行っておきます。
この頃から天気予報をまめにチェックして、雪がいつ降り積もるのかを確認して夏タイヤからスタッドレスタイヤに交換する準備をしておきます。
冬
本格的に雪が積もる前に夏タイヤからスタッドレスタイヤに交換します。
毎年雪が積もるタイミングを見計らってタイヤ交換をいつするか、天気予報を見ながら考えるのが道民の恒例行事です。
雪道が初めてという人や、深夜・早朝に運転をする人、峠を通るという人は早めにタイヤ交換することをおすすめします。
ガソリンスタンドやカー用品店ではタイヤ交換のピークになると何時間も待ったり1~2日待ちも当然になるので、余裕を持ってタイヤ交換をしたほうがいいでしょう。
冬のポイント
スタッドレスタイヤは消耗品です。
雪のない乾いた道路では雪道に比べて消耗が早いので、道民はギリギリまでタイヤ交換を待つという人が多く、そのためタイヤ交換のピークが発生します。
ギリギリまで待った挙句、朝は雪が全くなかったので夏タイヤで仕事に行ったものの、昼間大量の雪が積もり夏タイヤでの運転が不可能になり、スタッドレスタイヤに交換済みの筆者の車で家族を迎えに行ったということがあります。
ギリギリまで待つとこういう事態が起こることもあるので、早めの交換をおすすめします。
まとめ
北海道のドライバーは年に2度のタイヤ交換や冬場の車の雪下ろしなど、雪が降らない地方に比べてやることが多いです。
冬は毎日大変です。費用面でもスタッドレスタイヤやスノーブラシなどを買いそろえなくてはなりません。
いかがだったでしょうか?
雪が降らない地方に比べると、北海道ではスタッドレスタイヤなどの費用が多くかかりますし、冬の運転は大変なことが多いです。
しかし北海道の道路は本州に比べて広いので、雪がなくなると気持ち良く運転できるのが最高です。
夏場のドライブは北海道の醍醐味と言えるでしょう。
北海道で新たに車を持つことを考えている人はぜひ参考にしてみてくださいね。
以上、道産子ドライバーの日常でした。
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