北海道の春と秋はどんなアウターを着る?道民がおすすめのアウターを紹介します
春や秋に北海道へ旅行や仕事で行くことになった時、まず何の準備をしますか?
まずはアウターを用意するという人が多いのではないでしょうか。
しかし、温暖な地域に住んでいたり、北海道に行ったことが無い人にとっては、北海道の春と秋がどのくらい寒いのか想像がつきにくいですよね?
春の北海道旅行でどんなアウターを着ればいいか分からない・・・
北海道の人は春や秋はどんなアウターを着ているの?
こんな悩みや疑問を持ちの人も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、生粋の道産子の筆者が、北海道の春と秋におすすめのアウターを紹介していきます!
春と秋の北海道旅行や、ビジネスでの来道、また、春秋のアウターを探しているという道民の方々の参考になる記事になっていますので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
北海道の春と秋の気候
まず、北海道の春と秋の気候ですが、春は3月から6月頃まで、秋はお盆が終わるころから雪が降る11月頃までで、気温は春先と晩秋はだいたい関東の真冬くらいと思っていいでしょう。
関東以南の人から見るとかなり寒そうに思える北海道の春と秋ですが、この時季に真冬のアウターを着ている道民はいません。
トレンチコートや軽めのコート、フリースなど、さまざまなアウターを着てきた筆者ですが、最終的にたどり着いたのがアウトドアブランドのアウターです。
おすすめはアウトドアブランドのアウター
筆者がアウトドアブランドのアウターを着るようになったきっかけは、毎年参加していたフジロックで、雨対策として着ていたレインジャケットが北海道の春と秋にピッタリだということに気付いたからです。
では、さっそくアウトドアブランドのアウターの魅力について詳しく解説していきます。
アウトドアブランドとは?
そもそもアウトドアブランドとは、その名のとおり登山やキャンプといったアウトドアに適した服やグッズをメインに販売しているブランドの総称です。
有名なブランドは
- モンベル(mont-bell)
- コロンビア(Columbia)
- ザ ノースフェイス(The North Face)
- パタゴニア(patagonia)
- コールマン(Coleman)
- ヘリーハンセン(HELLY HANSEN)
などがあります。
アウトドアに興味がないという人でも聞いたことがあるブランドはありませんか?
本格的な登山からライジングサンなどの野外フェス、仕事やタウンまで幅広いシーンで活躍する商品が魅力です。
アウトドアブランドのアウターとは?
アウトドアブランドのアウターと一言で言ってもいろいろなアウターがありますが、今回紹介するアウターはいわゆる「アウトドアジャケット」「レインジャケット」と呼ばれるものです。
登山やキャンプなどのアウトドアで活躍するアウターで、防水と防風性能に優れているのが特徴です。
アウトドアブランドのアウターがおすすめの理由
雨と風を防ぐ高性能ジャケットだから
台風が日本に上陸した時、テレビのニュースなどでリポーターが現地で暴風雨の中台風の様子を伝えることがありますよね。
あのリポーターの人たちが着ているのは、ほぼ全員アウトドアブランドのレインジャケットなんです。
台風レベルの暴風雨に対応する性能を持っているのがアウトドアブランドのレインジャケットの最大の特徴です。
1万円以上の価格帯のレインジャケットなら以下のような性能が付いたものが多いです。
- 高い防水性能
- 汗などでウェア内部が蒸れずらい
- 防風性能が優れている
各ブランドそれぞれ名前こそ違いますが、大体このような性能を持ったレインジャケットがあります。
代表的なものでは、モンベルの「ドライテック」、コロンビアの「オム二テック」、ザ ノースフェイスの「エイペックス」などがあります。
雨の日に傘がいらない
アウトドアブランドのレインジャケットはその高い防水性能で、雨の日も快適に過ごせます。
ほとんどのレインジャケットは主に登山用に作られているのでフードが付いています。
頭全体を包み込むようなフォルムのフードを被れば、雨の日に傘が必要なくなるでしょう。
実際に筆者はレインジャケットを日常生活でも着るようになってから傘を差したことはほとんどありません(どうしても傘が必要な時は、ポニーテールなどフードを被れないような髪の結び方をしている時)
北海道は車社会なので、家から車までの間に雨に濡れなければいいわけで、レインジャケットを着ていればかさばる傘も必要ありませんし、車にもサッと乗れるので便利です。
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さらにおすすめしたいのは小さな子どもがいるパパやママです。
小さな子どもがいると、雨の日でも自分のことは二の次になるので、親はびしょ濡れということがよくありますが、アウトドアブランドのレインジャケットを着ていればびしょ濡れを回避できますよ。
アウトドアブランドのレインウェアで防水性能が最も優れているのはゴアテックスという素材を使ったものになります。
登山などの厳しい環境下ではおすすめですが、日常生活ではワンランク下の性能のレインジャケットで十分でしょう。
肌寒い時の防寒着になる
アウトドアブランドのレインジャケットは防風性能も優れており、雨の日だけではなく肌寒い日の防寒着としても活躍します。
特に北海道の夏は短く微妙な気温の時季が長いので、アウトドアブランドのレインジャケットはかなり重宝します。
夏も夜間は気温が下がり肌寒い時が多いので厚すぎないレインジャケットは丁度いいですし、夏の雨の日に着ても大丈夫な透湿性を備えているので、筆者は冬以外はだいたいアウトドアブランドのレインジャケットを着ています。
また、アウトドア用に動きやすく作られているため、寒い時にレインジャケットの中に厚着をしてもごわつかず動きやすいのも魅力です。
誰が着てもだいたい似合う
春や秋に着るアウターで代表的なものと言えば、トレンチコートやライダースジャケット、パーカーなどがありますが、これらのアウターって意外と着こなすのが難しくありませんか?
トレンチコートやライダースジャケットは気合が入った感じがするし、パーカーはカジュアルすぎるし、そもそもトレンチコートは身長が高い人のほうが似合うし、ライダースジャケットは着る人を選びますよね。
その点、アウトドアブランドのアウターはだいたい誰が着ても似合います。
防水・防風性能を持った素材を使っているので、しっかりした作りで見栄えもよく、サッと羽織るだけでさまになり、性能を重視した普遍的なデザインは流行りに影響されることがなく学生から年配の方まで着る人を選ばないという点も魅力です。
近年のアウトドアブームのお陰もあり、アウトドアブランドのアウターはお洒落なアウターとしても人気があります。
特にザ ノースフェイスなどはお洒落な人が着ている印象がありますね。
アウトドアブランドのアウターのデメリット
価格がわりと高い
高い防水・防風性能を持ったレインジャケットなので、そこそこの価格になってしまうのは致し方ないところ。
筆者はフジロックに行き始めた頃にレインジャケットを買う時ゴアテックスにしたかったんですが、予算の関係で諦めてワンランク下のものにしました。
それでもフジロックで数時間雨に打たれても中まで水が滲みてきたことはありません。
防水性能が高いということは汚れもつきにくいという事なので、日常生活をメインに着るのであれば余裕で3年以上は着れます。
そう考えるとコスパがいいですよね。
おすすめのレインジャケット
コロンビアのレインジャケット「エンジョイマウンテンライフジャケット」は、優れた防水透湿機能と、シンプルなデザインで日常使いもしやすい万能なアウターです。
コロンビア独自の防水透湿機能「オムニテック」を搭載した3レイヤー構造なので、雨は防ぎつつムレを逃がすので快適な着心地を保ちます。
また、より耐久性が優れたサスティナブルな防水透湿機能「TORAIN」を採用することによって、防水性能を保ちながら長年着続けることが可能になっています。
レディースでは、丈が長い「ウィメンズジプシーバーズロングジャケット」がおすすめです。
こちらにも防水透湿機能「オムニテック」が採用されているので、雨が降っても安心です。
コロンビア公式サイトでは、この他にも春と秋におすすめのアウターがたくさんラインナップされているので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
まとめ
- 高い防水・防風性能で冬以外ずっと着れる
- 傘が必要なくなる
- 老若男女みんなが着れるが、価格は高め
- 野外フェスにもおすすめ
いかがだったでしょうか?
好みの問題はあると思いますが、性能が優れたアウトドアブランドのアウターは北海道の微妙な季節におすすめです。
天候を気にしてアウターを選ばなくて済むので、日々の小さなストレスも解消できます。
北海道の環境自体がアウトドアそのものなのではないか?とも思うので、1着持っておくととても便利ですよ。
登山などのレインウェアとして作られており、大体のものは小さく収納できるようにスタッフバッグという小さな収納袋に収納できるようになっているので、旅行の際にもおすすめです。
以上、北海道の微妙な季節にはアウトドアブランドのアウターがおすすめというお話でした。