夏フェス・音楽フェスの服装で悩まない!経験者がおすすめの服装を紹介します
音楽好きの人にとって特別なイベントと言えば夏フェス・音楽フェスですよね!
2024年も、フジロックフェスティバルをはじめ多くの音楽フェスの開催が予定されています。
そんな楽しみな夏フェス・音楽フェスですが、どんな服装をしていけばいいと思いますか?
フェスは初めてだからどんな服装がいいのか分からない!
フェスに行くのは久しぶりだからどんな服装が良いのか忘れた・・・
こんな悩みや疑問をお持ちの人もいるのではないでしょうか?
そこでこの記事では、フジロックに10年以上行っていた筆者が、夏フェスや音楽フェスにおすすめの服装を詳しく解説・紹介していきます。
フェス初心者からベテランの方まで参考になる記事になっていますので、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。
夏フェスにおすすめのレインジャケットや靴・長靴について詳しく解説・紹介している記事もあるので、併せて参考にしてみてくださいね。
服装を考える前にやるべきこと
今や夏の定番イベントである夏フェス・音楽フェスは、日本各地で大規模なものから小規模なものまで数多く開催されています。
夏に限らず、春や秋に開催されるフェスもあり、環境によって上着が必要だったりと、フェスによって服装に違いがあるんです。
参加するフェスの下調べをする
環境に合っていない服装でフェスに行くと、体調を崩して風邪を引いてしまったりと、せっかくのフェスを楽しめなくなってしまう可能性があります。
そのため、フェスを楽しむためには、自分が参加するフェスの開催時期や開催地、会場の周辺環境の下調べをして、それに合った服装をして行くことが大事なんです。
例えば、真夏に温暖な地域で開催されるフェスは薄着でOKですが、フジロックのように標高の高い場所でのフェスや、北海道で開催されるライジングサンなどは、夜間は気温が下がるので厚めの上着が必須です。
また、春に開催されるアラバキや、秋開催の朝霧フェスなども、季節的に調整ができる服装での参加が好ましいでしょう。
動きにくい服は候補から外す
当然ですが、フェスには好きな服装で参加するのが一番良いと思います。
しかし、それを踏まえたうえでも避けてほしいのが動きにくい服装です。
フェスは基本的に広い会場を歩くことになるので、動きにくい服装で行ってしまうと疲労が増してしまいます。
筆者が考える動きにくい服装はコチラです
- ジーンズ
- スキニーパンツ
- ヒール
ジーンズはロックっぽいのでフェスに合いそうと思っている人が多いかもしれませんが、意外と動きにくいアイテムなんです。
素材が厚く硬いジーンズだと、動きにくさに加えて重いので、長時間歩くのは向いていません。
汗をかいたり雨で濡れるとさらに重くなり動きにくくなるうえ、乾くのに時間がかかるので、ジーンズはなるべく避けていただきたいです。
ジーンズ同様にあまりおすすめできないのが、スキニーパンツです。
スキニーパンツは体にピッタリフィットしているため一見動きやすそうですが、汗をかくと生地が肌に貼りついてかなり動きにくくなってしまいます。
特に真夏のフェスでは熱がこもり不快なので、避けたほうが無難でしょう。
ヒールのパンプスやミュールはもちろん避けてほしい筆頭アイテムです。
避けてほしい理由は不要だと思いますが、仕事で毎日ヒールを履いていてスニーカーは逆に歩きにくいという人は、インヒールやウェッジソールのスニーカーを選ぶといいでしょう。
夏フェスにおすすめの服装
これから紹介するおすすめの服装は、男女問わず着れるものになっています。
併せて注意点も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Tシャツ
まずおすすめなのが、定番のTシャツです。
お気に入りのアーティストのTシャツを事前に用意して着て行くのも良いですし、会場の物販で購入して着るのもアリです。
少しゆとりのあるサイズ感が動きやすくておすすめです。
また、アウトドア・スポーツ店で通気性が良いものや速乾機能があるTシャツを購入すると、より快適に過ごせますよ。
Tシャツのサイズ感であまりおすすめできないのは、体にピッタリと張りつく感じのものです。動きづらく汗をかくと体にまとわりつくので要注意です。また、黒や紺色は太陽の熱を吸収して暑くなりやすいので真夏のフェスでは気をつけましょう。
ハーフパンツ+レギンス
ボトムスは、ハーフパンツにレギンスの組み合わせがおすすめです。
真夏に日帰りのフェスに参加する場合はハーフパンツだけでも良いですが、夜間まで参加する場合や、春と秋のフェスではレギンスがあったほうが安心です。
レギンスは虫刺されや日焼け対策にもなるので、虫に刺されやすいという人や日焼けをしたくない人はぜひ穿いて行ってください。
また、レギンスは吸汗速乾性や伸縮性があるものがおすすめです。
Tシャツにハーフパンツ+レギンスの人、フェス会場でよく見るけど?と思うところですが、これはこのコーデが最適解だからこそなんです。他の人と差をつけたい場合は、レギンスを派手な柄にしたり、女性ならアウトドア用のスカートにするなど方法がありますよ。
帽子
野外での開催がメインのフェスでは、帽子は絶対に必要なアイテムです。
熱射病や熱中病の防止や、日焼け防止、撥水加工の帽子なら若干の雨対策にもなります。
おすすめなのは、ある程度ツバがある帽子です。
意外と耳や首が日焼けするので、これらが日に当たらないぐらいの大きさのツバがある帽子がおすすめです。
さらに、丸めて小さくできる帽子だと、帽子が不要な屋内エリアなどに行った際にリュックに収納できるので便利ですよ。
キャップはダメではありませんが、日差しが強い日だと耳と首がヒリヒリするかもしれません。どうしてもキャップを被りたいという人は、髪で耳を隠したりタオルを首に巻くなど、日焼け対策を忘れずに!
スニーカーやトレッキングシューズ
フェスの足元は、スニーカーやトレッキングシューズが定番です。
おすすめの靴はフェスによって違いますが、真夏のフェスでは歩きやすさに加えて通気性があるスニーカー、フジロックや朝霧フェスなど自然の中で開催されるフェスではトレッキングシューズがおすすめです。
もちろんフェスでは雨が降ることもあるので、靴が濡れるのを防ぐためには、防水性に優れたスニーカーやトレッキングシューズが必須です。
雨が降ることも考えなくてはならないフェスでは、水陸両用のサンダルにするのも一つの手です。夏フェスではKEENのニューポートなどのしっかりとした作りのサンダルであればおすすめです。
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レインジャケット
フェスで心配なことと言えば、雨ですよね。
雨対策として、最低でも準備してほしいのがレインジャケットです。
開催地の気候にもよりますが、近年はゲリラ豪雨が多く、基本的に屋外で過ごすことになるフェスでは、レインジャケットを着て雨をしのぐことになります。
そこで、個人的におすすめしたいのがしたいのが、防水・透湿機能が優れているアウトドアブランドのレインジャケットです。
雨以外にも、肌寒い時の上着としても使えたり、フェス以外の日常でも使えるので、一着持っておくと便利です。
他にも、丈の長いポンチョは足が濡れるのを防いでくれますよ。
ビニールカッパや安価なレインジャケットは、雨が滲みる可能性があるのでおすすめできません。特にビニールカッパは冷えやすく湿気がこもるのでやめたほうがいいでしょう。
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リュックやボディバッグ
フェスでは何かと持ち物が多くなるので、両手が空くリュックやボディバッグがおすすめです。
外にペットボトルを収納できるポケットが付いているものや、ポケットが多いものは仕分けができ必要なものをすぐ取り出せるのでおすすめですよ。
荷物はそんなにないからリュックはいらないという人もいると思いますが、財布などの貴重品をパンツのポケットに入れるのは危ないので、小さめのボディバッグにいれると良いでしょう。
実際にどんな服装でフェスに行った?
ちなみにこちらの写真は、筆者がフジロックに参加していた時のものです。
※ドラゴンドラに乗って行ける山の上は最高に気持ちがいいので、フジロックに行く人はぜひ行ってみてください。
だいたいここまで紹介してきたおすすめの服装の通りのコーディネートですが、女性の場合は筆者のようにスカートまたはキュロット+レギンスもおすすめです。
スカートやキュロットの場合は、撥水加工がされたものを選べば突然の雨にも対応できますよ。
こんな服装もおすすめ
ここまで、おすすめの基本的な服装を紹介してきましたが、ここからは他の人と少し差がつくかもしれない、おすすめの服装を紹介していきます。
ワンピース
女性におすすめなのが、ワンピースにレギンスのコーデです。
一口にワンピースと言っても色々な種類がありますが、フェスにおすすめなのは膝丈でカジュアル・シンプルなものです。
ワンピースのメリットは、動きやすく、トイレが楽という点です。
また、ゆったりめのサイズのものを選べば体形カバーもできますよ。
もちろん下にはレギンスを穿いて、虫刺され・日焼け対策をしましょう。
前開きシャツ
暑い時にボタンを外せば涼しい、前開きシャツもおすすめです。
男女問わずインナーにしっかり目のタンクトップを着ておけば、ボタンを外して着てもだらしなく見えません。
まとめ
いかがでしたか?
フェスでは好きな服を着るのが1番ですが、もし、その服が動きにくそうだと感じたら、この記事を参考に服装選びを見直してみてはいかがでしょうか。
服装を選ぶ前に、各フェス公式サイトで注意事項などをしっかり確認することも忘れずに!