妊婦さんやシニアにおすすめ!楽に靴を履く方法や手を使わずに履ける靴を靴屋店員が紹介します
早速ですが、靴についてこんなお悩みはありませんか?
荷物で手が塞がっている時に靴を履くのが面倒・・・
腰が痛くて靴を履く時に屈むのがツライ・・・
仕事柄、靴の脱ぎ履きが多くてその度にイライラする・・・
妊娠中でお腹が大きくて靴を履くのが毎回大変・・・
靴を履くという行為は毎日のことなので、地味にストレスを感じてしまいますよね。
そこでこの記事では、靴販売店で勤務経験がある筆者が、楽に靴を履く方法や、手を使わずに履けるおすすめの靴を解説・紹介していきます!
自分で靴を履けないという年配の方や、仕事などでよく靴を脱ぎ履きするという方にも参考となる記事になっていますので、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。
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靴紐のない靴を選ぶ
まず楽に靴を履く方法としておすすめなのが、靴紐がない靴を選ぶということです。
靴紐がある靴は、靴を足にフィットさせるために紐を結び、脱ぐ際には紐を解かなければいけませんよね。
脱ぎ履きの際にいちいち紐を結ばない人でも、歩いていて靴紐が解けることもあると思うので、少なからず靴紐を結ぶという手間は発生してしまうのではないでしょうか。
この手間を省くためには、靴紐のないスリッポンタイプの靴や、結ばなくて良いゴム紐タイプの靴がおすすめです。
元々普通の靴紐の靴でも、ゴムタイプの靴紐に付け替えることで、お気に入りの靴を楽に履くことができます。ゴム紐は靴販売店や百均で購入することができます。
靴ベラを使う
みなさんは靴ベラを使って靴を履いていますか?
もし靴ベラを使っていないのなら、靴ベラを使うだけで靴を履くのがとても楽になりますよ。
靴のかかと部分を踏んで履いているという人は、かかと部分が傷んで劣化が早くなるので、ぜひ靴ベラを使っていただきたいです。
靴ベラを使っても結局屈むじゃん
長い靴ベラなら屈まなくても済みます!
長い靴ベラを使えば屈まずに靴を履くことができ、お気に入りの靴も傷みにくくなりますよ。
手を使わずに履ける靴を選ぶ
しかし、靴紐がない靴でも結局は屈んで手を使う必要があったり、荷物などで両手が塞がっていると靴ベラは使えませんよね。
そこでおすすめなのが、立ったまま靴ベラや手を使わずに履ける靴を選ぶという方法です。
靴ベラを使わずに立ったまま履ける靴はこんな人におすすめ!
妊娠中の女性や小さな子どもがいる人
妊娠後期になってくるとお腹が大きくなり、足の爪を切ったり靴下を履くことさえも難しくなりますよね。
当然、屈んで靴を履くのも困難になるので、妊娠中の特に後期には立ったまま手を使わずに履ける靴があるととっても便利なんです。
また、子どもが生まれてからも、赤ちゃんの頃は抱っこをしたまま靴を履くことができますし、子どもから目が離せない時も自分の靴は一瞬で履くことができるので、子育て中にも長く活躍してくれるでしょう。
仕事などで靴の脱ぎ履きが多い人
引っ越し業者や、福祉サービスなどで住宅へ訪問する機会が多いなど、靴の脱ぎ履きが多い人にも立ったまま履ける靴がおすすめです。
特に引っ越し業者の人は1度に何度も住宅に出入りするので、一瞬で履けるしっかりした靴があれば作業効率も上がるのではないでしょうか。
身体的に屈むのが困難な人
生まれつきの身体的な障害や、事故や病気などで屈むことが困難な人にも、立ったまま履ける靴がおすすめです。
例えば、足を骨折をした時は片足でしゃがんだりするのは難しいですよね。
立ったまま靴ベラを使わずに履ける靴があれば、しゃがまずに靴を履くことができ、面倒なことが1つ減りますよ。
シニア世代の人
一般的にシニア世代とは60歳以上のことを指しますが、この年代になってくると体の不調や衰えを感じることが多いのではないでしょうか。
足腰が弱く屈むのがツライというシニアの方には、屈まずに立ったまま手を使わずに履ける靴は最適と言っていいでしょう。
また、健康のために散歩やウォーキングを頻繁にするという方にも、立ったまま楽に履ける靴は重宝するはずです。
おすすめの立ったまま手を使わずに履ける靴
最近、靴屋さんでよく見かけるのが、靴ベラを使うことなく屈まずにスッと簡単に履くことができる靴です。
有名なところだと、スケッチャーズの「スリップ・インズ」や、ナイキの「ゴー フライイーズ」などがあります。
その他にも、靴販売店のプライベートブランドや、クラウドファンディングで話題の靴などいろいろな靴があるので、特徴やおすすめポイントを紹介していきます。
スケッチャーズ「スリップ・インズ」
ハンズフリーで屈まず履けるスケッチャーズ「スリップ・インズ」は、このタイプの靴のパイオニアにして代表格でしょう。
かかと部分が硬く靴ベラの役目を果たすことで、商品名のとおり「スリップインするだけで」簡単に履くことができます。
また、運動靴やウォーキングシューズとして優れているのも「スリップ・インズ」の特徴です。
ウォーキングやジムでの運動に適したクッション性のあるインソール「メモリーフォーム」を多くの「スリップ・インズ」に採用しており、独自技術である「ヒールピロー」でしっかり足を固定してくれます。
実際に筆者はスリップ・インズに限らず、ジムやウォーキングにスケッチャーズの靴をよくおすすめしていました!
さらに、靴によっては洗濯機で丸洗いができるものもあるので、いつでも清潔に履くことができますよ。
スケッチャーズの靴はサイズが小さめなので、1サイズ大きめがおすすめです。
ナイキ
愛好家も多いナイキには、実は数種類の立ったまま楽に履ける靴がラインナップされています。
その中でも特に有名なのが、発売当初は即完売で店頭ではほぼ見ることがなかった「ゴー フライイーズ」ではないでしょうか。
土踏まずの部分がパカッと割れるように開き、足を入れると元の形に戻るという近未来の靴ような仕組みが特徴です。
ナイキの定番ランニングシューズとしてお馴染みのタンジュンにも「タンジュン フライイーズ」という立ったまま履けるタイプがあります。
シンプルなデザインと履きやすさは変わらず、簡単に履くことができますが、一部口コミでは手を使わないと履けないとの声もありました。
「レボリューション7イージーオン」は、かかと部分が靴ベラのようになっているので、体重をかければスッと履くことができます。
ただし、トグルシステムを採用しているので、フィット感を高めるために屈んで調整をする必要があります。
また、ナイキの靴もサイズが小さめの作りなので、1サイズ大きめがおすすめです。
チヨダ「スパットシューズ」
シュープラザや東京靴流通センターを全国に展開している靴小売り大手のチヨダからは、「スパットシューズ」という靴が販売されています。
「スパットシューズ」は、かかと部分が靴ベラの役目を果たすことで、その名前の通り立ったままスムーズにスパッと履くことができます。
スケッチャーズやナイキはスポーティーで運動向きですが、「スパットシューズ」はカジュアルなタウン仕様で、幅広い年代で履くことができるのが特徴です。
逆を言えば「スパットシューズ」で運動はおすすめできないということですが、普段履きや運動をあまりしないという人にはピッタリでしょう。
LAQUN(ラクーン)
最後に紹介するのは、クラウドファンディングで700万円以上売れているという話題の靴です。
手を使わずに1秒で履けるスニーカー「LAQUN」(ラクーン)の特徴は、かかとを踏みつぶして履くという点です。
「スリップ・インズ」や「スパットシューズ」はかかと部分が硬く、この部分が靴ベラの役目を果たしスムーズな足入れを実現しています。
しかし、グッと体重を掛けるように履くことになるので、足に力が入りずらい人や甲高の人にとっては履きにくいことがあるのも事実です。
「LAQUN」(ラクーン)の場合はかかと部分に「Spiderheel」(スパイダーヒール)という特殊なプラスチック素材が使われており、かかとが踏みつぶせるほど柔らかいので、高齢の方や甲高の人でも難なく履けそうです。
また、靴自体も軽量で片足(23.0cm)240g以下となっているので、歩きやすく疲れにくいのも特徴です。
「LAQUN」(ラクーン)公式ページには、ジャンプしてそのままラクーンを履くという動画があり、筆者もさすがに「それはないだろ」と笑ってしまったんですが、いろんな方のレビューを読んでみたところあながち嘘でもないようです。
- 送料無料
- サイズ交換が1回無料
- 30日間の返品保証
このような特典があるので、リスクなしで気軽に試せるのもおすすめポイントだったりします。
動画が気になるという方やラクーンが気になったという人はぜひ公式ページをチェックしてみてくださいね。
↓「LAQUN」(ラクーン)公式ページ↓
まとめ
いかがでしたか?
靴を履くという行為は毎日の事なので、もしストレスを感じているなら、靴紐がない靴を履いたり、靴ベラを使ってみてください。
このストレスを一気に解消できる立ったまま靴ベラを使わずに履ける靴もおすすめなので、ぜひこの記事を参考にお気に入りの靴を探してみてくださいね。