北海道の土地探しのコツは?ハウスメーカーを先に決めて大きめの土地を探そう

家を建てる時って、何をどこから始めればいいか分からないものですよね。

北海道で家を建てようと考えている筆者は、家を建てるならまず最初に土地を探すものだと思い込んで、ネットで延々と土地情報を検索していました。

北海道で土地を探すコツは?

どのくらいの大きさの土地を探せばいいの?

ほとんどの人にとって家は、一生に一度の、人生で一番高額な買い物と言えるでしょう。

それだけに疑問や不安は尽きないものですよね。

そんな家づくりを成功させるために、この記事では家づくりの第一歩である「土地探し」でどうすれば条件の良い土地が見つかるのか、また、どのくらいの大きさの土地を探せばいいのか、筆者の実体験をもとに紹介していきます。

北海道で土地探しから新築戸建てを建設予定という人や、将来は北海道に移住して家を建てたいと思っている人はぜひ参考にしてみてくださいね。

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自分でできる土地の探し方

ネット検索


家を建てようと決めた時、皆さんはまず何をしますか?

家を建てる土地を探すのではないでしょうか。

すでに土地を持っている場合はこの作業が必要ありませんが、土地から探す場合、まずどこに住むかを考えるという人が多いでしょう。

筆者もまずはネットで土地情報サイトを毎日チェックして、希望の地域に良い土地はないか探していました。

でも筆者が住んでる地元の不動産会社のホームページは全くと言っていいほど更新されないんです。

不動産ジャパンなどの規模の大きい土地情報サイトはわりと更新されるのですが、地元の不動産会社のサイトは本当に滅多に更新されないんですよね。

一度、地元の不動産会社のサイトに載っていた土地が良さそうだなと思って自分で土地を見に行ったことがあるんですが、驚くことにその土地はすでに家を建設中だったんです。

土地が売れて、建設工事が入るまで2~3か月はかかると思うんですけど、その間その土地はサイトに売地と掲載されていたわけです。

別の不動産会社のサイトでも良い土地があって、問い合わせると、もう売れた後だったということが2、3度続いて、これは不動産会社のサイトで土地を探すのは無理だなと思いました。

ただ、どの地域の土地が相場より安いだとか、だいたいの土地相場を知ることができるので、土地情報サイトを見ることは決して無駄ではないです。

不動産会社に土地を探してもらう


よく、「ネットに掲載されている土地情報はほんの一握りで、実は掲載されていない土地情報がいっぱいあって不動産会社に行けば教えてくれる」ということを聞きますよね。

筆者も試しに不動産会社に希望の地域で良い土地はありませんかと問い合わせたことがありますが、帰ってきた返答はサイトに載っていたすでに知っている土地を紹介されるというものでした。

こんな感じで、不動産会社で自分で土地を探すのは無理だなと感じました。

不動産会社って敷居が高いのでメールで問い合わせて終わったんですが、実際に不動産会社に行って聞いてみたらいい物件を教えてくれる可能性もあるかもしれません。

ハウスメーカーに土地を探してもらう

担当営業さんに土地を探してもらう


もう土地を自分で探すのは諦めて、先にハウスメーカーを決めてしまおうと思い、いくつかハウスメーカーを検討したうえで、自分たちの予算内で家を建てれそうなハウスメーカーと仮契約をしました。

そこで、担当営業さんに言われたことに筆者は驚愕しました。

「希望の地域を車で走って、良い空き地があったら教えてください。
その土地の所有者を調べて交渉します。」

そ、そんな土地の探し方があるのかと。

そこで希望の地域をくまなく見て回った結果、売地や管理地の看板が立っていない空き地が結構見つかりました。

その中から何件か担当営業さんに調べてもらい、そのうちの1件の土地を所有者さんから売ってもらうことができました。

このハウスメーカーに土地を探してもらうという方法は、北海道に限らず全国的に共通しておすすめできると思います。

ハウスメーカーに土地を探してもらうメリット

空き地の所有者を調べてその所有者に交渉するとなると、素人では難しいですよね。

売買が決まった後の法律上の手続きや、不動産会社との手続きなども営業さんがやってくれるので、自分でやったことと言えば空き地を探しただけです。

ハウスメーカーに土地を探してもらうメリットは他にもあります。

メリット
  • 希望する家を建てられる土地を探してもらえる
  • 値下げ交渉をしてもらえる

ハウスメーカーの営業さんにだいたいどのくらいの大きさの家を建てたいか話しておけば、建蔽率や容積率の範囲内で建てられる土地を探してもらえます。

また、不動産会社と仲良くしている営業さんもいるので、そのツテで公開されていない土地情報を教えてもらえたり、プロの目線で良い土地を探してもらえる場合もあるので、自分で探すより断然効率的です。

場合によっては土地の値下げ交渉もしてくれます。

土地の先行融資やつなぎ融資も含めて資金計画を作ってもらえるので、建物代とのバランスをとってローンを組むことができます。

ハウスメーカーの決め方

ハウスメーカーを決める際にぜひやってほしいのが、複数のメーカーで見積もりを取り比較するということです。

例えば同じ仕様でも、A社では標準仕様のものがB社ではオプション扱いだった場合、もちろんオプション扱いのほうが見積もりは高くなるので、A社の見積もりを知らずにB社で決めてしまうと損をしてしまう可能性がありますよね。

そもそもハウスメーカーを決めること自体が大変なわけですが、地元の小さな工務店から全国規模の大手ハウスメーカーまで、ネットで調べるといろんなメーカーが出てきます。

その膨大なハウスメーカーの中から、予算や理想に合う家を建ててくれそうなメーカーの目星をつけて、その中から1社ずつ資料を請求したり、住宅展示場に行って見積もりを出してもらうのはなかなか大変な作業です。

そこでおすすめなのは、「タウンライフ家づくり」です。

「タウンライフ家づくり」は、複数のハウスメーカーに一括で見積もりを依頼することができます。

建設予定のエリアや希望の家の広さ、希望の総予算などを入力すると、大手ハウスメーカー30社や工務店の中から要望にマッチしたハウスメーカーをピックアップしてくれるので、メーカーの候補を絞り込むことができます。

実は筆者も「タウンライフ家づくり」を利用したことがありますが、利用して損はないと思います。

大手ハウスメーカーだけではなく、自分で調べていた時には探せなかった地元の工務店から丁寧な手紙付きの見積もりを頂けたのは驚きでした。

地元の工務店はちょっと行きづらいというのもあって、ネットで一括で見積もりを取れるのは便利だなと感じました。

メーカーによっては、名刺と資料が送られてくるだけとかもありますが、資料を一括で請求できるだけでも手間がかなり省けるので、ハウスメーカー選びに悩んでいるという人にはおすすめのサービスです。

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北海道の土地探し

土地探しは雪が無い時季にすべし


ご存知の通り北海道の大部分は冬になると雪が積もります。

雪が多い地域だと、空き地があったとしても雪に埋もれていてよく分かりません。

売地や管理地の場合も立て看板が雪に埋もれてしまうので、その土地をどの不動産会社が管理しているのかが分かりづらいです。

また、雪があると土地の大きさが把握しづらく、希望の大きさの土地を探すのは大変かもしれません。

筆者は冬から春にかけて土地を探して回りましたが、雪があるとやっぱり土地の形状もよく分からないので、雪が融けた3~4月から本格的に探し出しました。

しかし、土地の前面道路に除雪が入る頻度や、どの程度道が狭くなるかなどは冬じゃないと確認できないので、冬に土地を探すのは無駄ではないと思います。

前面道路が私道の土地は注意


売地が面している前面道路が舗装されていない私道の場合、冬の除雪がネックになります。

私道なので市町村の除雪車は入らないので、自分で除雪するか除雪業者に依頼する必要があります。

私道の持ち主や、近隣住民で負担して除雪業者に依頼している場合もありますが、どちらにしても冬の負担が大きくなります。

ポイント

雪がそれほど多くない地域なら前面道路が私道でもアリかもしれません。その分土地の価格が手頃な場合が多いので、地域によってはお買い得でしょう。

雪が多い地域では100坪くらい必要


建てる家の大きさにもよりますが、北海道の雪が多い地域で家を建てるならある程度の土地の広さが必要です。

  • 雪を除けておくスペース
  • 車の駐車スペース

が必要だからです。

自分の敷地に冬の間雪を溜めておくスペースがあると、除雪もスムーズにできますし、排雪業者に排雪を頼まなくて済むので経済的にも負担がありません。

そして北海道は車社会です。

夫婦でそれぞれ1台ずつ車を持っているという家庭が多いので、最低でも2台分の駐車スペースが必要になります。

子どもや祖父・祖母も車を持っているという場合や、来客用に余分に駐車スペースが必要な場合もあるでしょう。

100坪前後の土地ならこれらのスペースを確保することが可能です。

札幌や旭川などの都市部だとそもそも100坪の土地を探すのが難しいと思いますが、郊外や地方の市町村なら土地価格が手頃な大きな土地がわりとあったりします。

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まとめ

北海道の土地探しは・・・
  • ネットの土地情報は一応チェックしておく
  • ハウスメーカーに土地を探してもらうのがおすすめ
  • 雪が多い地域では100坪くらいあると安心

いかがだったでしょうか?

北海道で土地を探す場合、雪の量や車の所有台数などを考慮して大きめの土地を探す必要があります。

北海道では敷地内にガレージを作って夏にガレージ内でバーベキューや焼き肉、ジンギスカンをする家庭が多いので、やっぱり広い土地を探す人は多いようです。

筆者も雪が多い地域に家を建設中ですが、約100坪の土地を探して購入することができました。

ただし、札幌などの大きな都市は地方の市町村とは土地事情がかなり違いハウスメーカーが土地を持っていて紹介してもらえたり、分譲地があったり、ネットの土地情報も地方に比べて鮮度が高いようです。

北海道以外の土地探しでも共通して言えるのは、ハウスメーカーに土地を探してもらうのがおすすめということです。

北海道やそれ以外の地域で土地を探しているという人はぜひ参考にしてみてくださいね。

以上、北海道の土地探しについて筆者の体験をもとに紹介しました。

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