雪道だけじゃない!夏こそ気をつけてほしい北海道夏のドライブの注意点
北海道の夏の醍醐味と言えばドライブではないでしょうか。
夏になると観光地では多くのレンタカーを見かけるようになり、道外から観光で訪れる人の多くはレンタカーで道内を移動しています。
道内在住者も夏には各地の観光スポットに出かけ、ドライブを楽しむという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は夏のドライブの注意点を紹介していきます。
北海道の車の運転で気を付けるべきは冬の雪道だけだと思っていませんか?
そんなことはありません!夏だからこそ気を付けるべきポイントが実はあるんです!
道外からの観光で北海道で初めて車を運転するという人や、道内に住んでいてもたまにしかドライブをしないという人は、夏のドライブを快適に過ごすためにもぜひ参考にしてみてください。
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北海道夏のドライブの注意点
スピードの出しすぎに注意
北海道警察の調べでは交通事故で死者数が多いのは7月~8月だという統計が出ています。北海道で交通事故死者数が多いのは夏ということになります。
- (参考元:北海道警察ホームページ内令和2年中の交通事故概況)
北海道では冬の交通事故が多いイメージがあると思います。実際多いです。
しかし死者は夏のほうが圧倒的に多いという統計があります。
冬の雪道では、ほとんどの人がスピードを出さずに車間距離をとり慎重に運転しているので、事故が起きても死亡事故に繋がりにくいですが、逆に夏はスピードの出しすぎなどによる事故が多いため、死者が多いという傾向があります。
冬の雪道の運転でストレスを抱えていた反動なのか、北海道では夏になってくると法定速度をかなり超過したスピードで走る車や、運転が荒いドライバーが稀に現れます。
そんな車に追突でもされたら大変です。夏に死亡事故が多いのも頷けますよね。
北海道の道路は広く長く続く一本道が多いので、気付いたらスピードが出すぎていたということもあります。
まずは自分がスピードを出しすぎないように注意しましょう。
運転の荒い車やスピードの速い車への対策としては、二車線道路では左車線を走るようにし、一車線道路の場合は追い越し可能区間では道を譲るようにすればトラブル回避にもなるでしょう。
もしもの時のためにドライブレコーダーが付いていると安心です。
動物の飛び出しに注意
北海道で車を運転していると、こんな標識をよく目にします。
これはエゾシカなどの動物の飛び出しに注意という標識です。
エゾシカの他に、キタキツネやタヌキ、知床などはヒグマの標識もあります。その中で1番注意すべき動物はエゾシカです。
キタキツネやタヌキは万が一車と衝突しても車体への大きなダメージには繋がりにくいですが、エゾシカは体が大きいので車と衝突するとほぼ間違いなく車は大きく損傷し、搭乗者が怪我をしたり最悪の場合死亡事故に繋がることもあります。
ヒグマは遭遇する確率が低いのでそれほど心配ありませんが、エゾシカはかなりの高確率で遭遇する動物です。
基本的に北海道内どこにでも生息しているので、林のすぐ側の道路や峠を通る際には注意が必要です。
エゾシカが特に多く生息しているのは道東・道北です。旭川と北見を結ぶ石北峠では毎回通るたびにエゾシカを目撃します。特に夜間は視界が悪く、道路にエゾシカがいても気づきにくいので要注意です。
ガソリンは大きな街で入れておく
ご存じの通り北海道は広大です。
大自然の中延々と一本道が続く風景はとても北海道らしくて気持ちがいいですよね。
そんな道を運転していて「あれ、そういえばガソリンがそろそろ無くなるな~」と思っても、そんなところにガソリンスタンドはありません。
北海道は大きな街と街の間が何十キロと離れていて、しかもその間にはコンビニさえないということがざらにあります。
当然ガソリンスタンドもありません。
周りに何もないようなところでガス欠にならないように、道中で大きな街に入ったら給油しておくことをお勧めします。
小さな町のガソリンスタンドだと定休日があったり営業終了時間が早い場合があるので、大きめの街で給油しておく方が安心でしょう。
目的地までの距離と所要時間を把握する
よくネットで見かける道外からの観光客が計画した無茶な旅行日程ネタとして、旭川・函館・知床を1~2日で周るという感じのものがありますが、これを実際にやろうとすると間違いなく最悪の旅行になってしまうので絶対にやめましょう。
例えば、札幌に住んでいる道民がドライブに函館に行こう!と思うことはほぼありません。
札幌から函館までは高速道路で4時間以上、一般道で約5時間かかります。ドライブではなく一泊旅行のレベルです。
北海道は広大なので、遠くの目的地までドライブに出かけて帰りが夜中や明け方なんてことにならないように、予め所要時間を調べて無理のない範囲で出かけるようにしましょう。
わき見・居眠り運転に注意
しつこいですが北海道は広大で、大自然の中延々と一本道が続き、信号もない道を何十キロとドライブできます。
美しい景色を見ようとついついわき見運転になりがちです。
道内のいくつかの景勝地にはビューポイントが道路わきに設置されているので、車を停車させて景色を楽しむようにしましょう。
信号もなくだだっ広い大地に延々と道路が続く、北海道らしいそんな道を車で走っていると眠気が襲ってくることもあります。
そんな時は無理せず休憩するようにしましょう。
北海道には多くの道の駅があるので、道中に道の駅があればそこで休憩するのがおすすめです。
↓北海道の風景に合うBGMで眠気を覚ますのもおすすめ!
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まとめ
- スピードの出しすぎに注意!
- エゾシカの飛び出しに注意!
- ガソリンは余裕を持って給油を!
- 無理のないドライブ計画を!
- こまめに休憩をとって!
いかがだったでしょうか?
北海道の夏のドライブは、短い北海道の夏を気軽に楽しめるのでおすすめですが、車の運転にはもちろん注意が必要です。
ガソリンは大きな街で入れておく、目的地までの距離と所要時間を把握する、わき見・居眠り運転に注意は夏だけではなく1年通して注意してほしい点です。
夏に特に注意してほしいのはスピードを出しすぎないようにすることと動物の飛び出しではないでしょうか。
これらのことを頭の片隅に置いてドライブに行けば、いざという時に焦らず余裕を持った運転ができるでしょう。
北海道でのレンタカー利用についてはコチラの記事で詳しく解説しているので、レンタカーを利用する予定があるという人は是非参考にしてみてください。
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