北海道の靴屋店員激押し!コロンビアのウィンターブーツを詳しく解説します

※ここで紹介している2022-2023シーズンのブーツは完売済みです。2023-2024シーズンの新作が発表され次第随時更新しますので、しばらくお持ちください※

北海道の靴販売店には秋になるとたくさんの冬靴が並びます。

すべらない冬靴はどれ?

暖かい冬靴が欲しい!

靴販売店で働いていた筆者は、こんなお客様の声に応えるべく、さまざまな冬靴をおすすめしてきました。

そんなたくさんの冬靴を見てきた筆者が特におすすめするのがコロンビアのウィンターブーツです。

コロンビアのウィンターブーツは、防水・防寒・防滑という冬靴に最も必要な3つの性能が、全て高いレベルで揃った靴なんです。

そこでこの記事では、実際に筆者も愛用しているコロンビアのウィンターブーツのおすすめのポイントや性能を詳しく解説していきます。

冬靴選びにお悩みの方や、コロンビアのウィンターブーツが気になっているという方の参考になる記事になっていますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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コロンビアのウィンターブーツそのすごすぎる性能

コロンビアは登山などの過酷なアウトドアシーンを想定したアイテムを扱っており、その高い性能でファンも多いブランドです。

この過酷な環境下に対応する高い性能は靴にも応用されています。

防水性能「ウォータープルーフ」

コロンビアのウィンターブーツには高性能なウォータープルーフ素材が採用されており、完全防水ではありませんが、雪で滲みるということはほぼありません。

特に北海道の厳冬期は雪がサラサラなので、コロンビアのウィンターブーツを履いていれば浸水の心配はいらないでしょう。

履く頻度や環境にもよりますが、実際に筆者は5年くらいコロンビアのウィンターブーツを履いていますが一度も滲みたことはありません。

保温性能「オムニヒート」「オムニヒートインフィニティ」

「オムニヒート」とは、コロンビア独自の熱反射保温テクノロジーです。

靴内部のシルバーの部分が体の熱を反射し、その熱を利用して靴の中を暖かく保ってくれます。

「オムニヒート」も十分暖かいですが、今年は「オムニヒート」がさらに進化した「オムニヒートインフィニティ」が多くのウィンターブーツに採用されています。

「オムニヒートインフィニティ」は従来の「オムニヒート」よりも熱反射率と保温性が大幅にアップしており、より効率よく体温を反射して靴内を瞬時に暖めてくれます。

ゴールドの反射素材が目印の「オムニヒートインフィニティ」搭載のウィンターブーツなら、厚い靴下も不要で、足元の冷えが気になるという人におすすめです。

防滑性能「ヴィブラム・アークティックグリップ」

コロンビアのウィンターブーツの中でも、滑りにくい冬靴として人気のあるサップランドには「ヴィブラム・アークティックグリップ」という防滑性能に優れたアウトソール(靴底)が採用されています。

「ヴィブラム・アークティックグリップ」とは、イタリアの靴底メーカー・ヴィブラム社が開発した、様々な地表面で優れたグリップ力を発揮し安全性が高いゴム製のアウトソールの事です。

ヴィブラム社のゴム製アウトソールは、1937年に登場すると、それまで主流だった革と釘でできていた登山靴の靴底を一掃し、現在では登山靴をはじめたくさんの靴に採用されています。

コロンビアのウィンターブーツに採用されている「ヴィブラム・アークティックグリップ」は凍結路面に対応しており、素材はゴムですが-20℃でも硬化しないので、北海道の特に寒い日でも優れたグリップ力を発揮します。

コロンビアのおすすめウィンターブーツ5選

ここからは、北海道の靴販売店で勤務経験がある筆者がおすすめするコロンビアのウィンターブーツをランキング形式で5足紹介していきます。

コロンビアのウィンターブーツは靴販売店でも大人気で、店頭に並ぶとすぐに売れて目当てのサイズがないということもよくあるので、購入はコロンビア公式サイトがおすすめですよ。

5位「チャケイピア チャッカ オムニヒート」

名前の「チャケイピア」の由来は、ビーバーが住む場所という意味で、北海道に限らず冬のアウトドアシーンにおすすめのブーツです。

チャケイピアは防水性能が特に優れており、コロンビア独自の撥水性能「オムニシールド」を搭載しています。

さらに、「オムニヒート」を搭載しているので足元は暖かかさを失わず、冬のアウトドアを楽しみたいという人におすすめの1足です。

4位「スピンリールブーツ 2 ウォータープルーフ オムニヒート」

コロンビア冬の定番ブーツであるスピンリールブーツは、筆者も実際に愛用しているブーツです。

スピンリールは「ウォータープルーフ」「オムニヒート」を搭載しているので、防水性と保温性に優れているのが特徴です。

また、アッパーの素材は柔らかいので歩きやすく、車の運転もしやすいのが隠れたポイントです。

こちらの丈が長いスピンリールは足首が冷えることが無く、履き口からの雪の侵入を防ぎ、パンツの裾をブーツ内にインして履いても、座った時に裾が出てしまうということが無いので快適です。

丈の短いミニブーツもおすすめですが、北海道の雪が少ない地域以外ではこのくらい丈が長いほうが断然おすすめです。

今年のスピンリール(アドバンスは含まず)のカラーバリエーションは、今まであまりなかったコーデュロイ風の素材とくすみカラーの組み合わせが可愛いですよ。

3位「スピンリールミニブーツ ツー アドバンス ウォータープルーフ オムニヒートインフィニティー」

個人的に一押しなのが、スピンリールブーツの上位モデルであるこちらのスピンリールミニブーツ ツー アドバンス ウォータープルーフ オムニヒートインフィニティーです。

上位モデルということで、もちろん通常のスピンリールよりも性能が優れていますが、1番大きな違いは、昨年はサップランドだけだった「オムニヒートインフィニティ」が今年はスピンリールアドバンスにも搭載されているという点です。

さらに、アッパーは「コーデュラファブリック」使用で耐久性に優れ、防水性能も申し分ありません。

アウトソールソールには、積雪や凍結路面などの厳しい状況下でも高いグリップ能力を発揮する「ヴィブラム・アイストレック」を使用し、防滑性能も通常モデルより大幅に向上しています。

防水・防寒・防滑の高い性能を搭載しているにもかかわらず、軽量で高耐久のスピンリールアドバンスモデルは、北海道で過酷な冬を過ごす全ての人におすすめの1足です。

2位「スピンリールブーツ 2 アドバンス ウォータープルーフ オムニヒートインフィニティー」

こちらは、3位のミニブーツと性能が同じで丈が長いスピンリールブーツ 2 アドバンス ウォータープルーフ オムニヒートインフィニティーです。

前述したとおり、北海道の特に雪が多く降る地域ではミニブーツよりもこちらの丈の長いほうがおすすめです。

丈が長いと履きにくそうに感じる方もいるかもしれませんが、スピンリールブーツは手袋をしたままでも脱ぎ履きがしやすいのも魅力なんです。

ちなみに筆者は5年くらい前の旧モデルを履いていましたが、旧タイプには足首後ろにあるゴムのバンドはついておらず、2,3年前からこのバンドが付きました。

実際に試着してみたところ、このバンドが足首をイイ感じに固定してくれることで、旧モデルよりも歩きやすくなっているようです。

スピンリールブーツはハーフサイズがないので、普段23.5cmの靴を履くなら24cm、普段24.5cmなら25cmという風に選ぶのがおすすめです。

サイズが大きかったらどうすればいい?

もし、サイズが大きいなと感じたら、厚めの中敷きを入れることでサイズを調整することができます。暖かい素材の中敷きを入れれば、より暖かく快適になりますよ。

今年のスピンリールアドバンスモデルは「オムニヒートインフィニティ」を搭載したことにより、サップランドに引けを取らないレベルになったと思うので、個人的にかなりおすすめです。

1位「サップランド ツー ウォータープルーフ オムニヒートインフィニティー」

靴販売店で勤務経験がある筆者がおすすめするコロンビアのウィンターブーツ第1位は、サップランド ツー ウォータープルーフ オムニヒートインフィニティーです。

サップランドの名前の由来は、コロンビアのホームタウンであるポートランドと、その姉妹都市である札幌の2つの都市の冬の厳しい環境が似ていることから、両都市で快適に履ける靴を開発したことに由来します。

そんなサップランドの特徴は、

  • ウォータープルーフ
  • オムニヒートインフィニティ
  • ヴィブラム・アークティックグリップ

というハイレベルの性能を3つも揃えたことにより、防水性能・保温性能・防滑性能がコロンビア史上最強という点です。

さらに、サップランド最大の特徴である滑りにくさを生み出すアウトソールは、「ヴィブラム・アークティックグリップ」に加えて「ヴィブラム・アイストレック」という氷雪面でのグリップ力を最大限に引き出す素材が使われており、まさに北海道の雪道に最適なソールなんです。

また、サップランドは性能に優れているにもかかわらず、冬靴には見えないスタイリッシュな見た目も魅力です。

冬靴と言えばゴツいイメージがあるかもしれませんが、サップランドはスニーカーのような見た目で、カラーバリエーションと種類が豊富なので、冬も足元はオシャレに決めたいという人にもおすすめです。

丈のあるトールタイプは、一見、細身で靴ひもが面倒そうに見えますが、サイドファスナーで脱ぎ履きがスムーズにでき、靴ひもは結ぶ必要がなく片手で緩めることができます。

サイズ感は?

サップランドのサイズ感は「やや細め」なので、足の形状が幅広という人や、厚い靴下を履きたいという人は、1サイズ大きいサイズがおすすめですよ。

ビジネスからプライベートまで幅広く履きたいという方には、こちらのサイドゴアブーツがおすすめです。

サップランドの性能はそのままにeccoレザーをアッパーに採用した贅沢で高級感のあるモデルは、しっかり決めたいビジネスシーンからリラックスして履きたいプライベートまで、どんな服装にも合わせやすいですよ。

そしてなんと、今年はサップランドにウィメンズモデルが登場しました!

しなやかなシルエットと光沢感のあるレザーが特徴で、とても上品な1足になっています。

サップランドのメンズライクな感じが好みではないという女性の方は、こちらを試してみてはいかがでしょうか。

サイドジップタイプも素敵ですね。

最後に

いかがだったでしょうか?

コロンビアのウィンターブーツはこの記事で紹介した他にも種類がたくさんあるので、気になるという人はぜひコロンビアスポーツ公式サイトをチェックしてみてくださいね。

北海道の冬靴事情についてはコチラの記事でも詳しく解説していますので、併せて読んでいただくと冬靴選びが捗りますよ。

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