家づくりで採用して良かったものは?おすすめ設備・仕様10選

近年、インスタグラムなどのSNSやYouTubeで家づくりの情報が多く発信され、それを見て勉強をしているという人も多いのではないでしょうか。

そんな中、家を建てるなら絶対に採用してほしい設備や仕様を紹介している記事や動画を見たことはありませんか?

インスタとかでおすすめの設備って実際どうなの?

おすすめの設備を使った感想を知りたい!

家づくりを真剣に考えているなら、こんな疑問がわいてきますよね。

そこでこの記事では、最近家を新築し、例に漏れずインスタグラムやYouTubeを参考にして設備や仕様を取り入れまくった筆者が、実際に採用した使い心地や感想を詳しく紹介していきます。

これから家づくりを始めようとしている人から、ハウスメーカーと契約し打ち合わせ中という人まで、後悔しない家づくりの参考になる記事となっていますので、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。

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SNSやYouTubeを参考に採用したものたち

多くの人にとって家は一生に1度きりの人生最大の買い物です。

そして、ほとんどの場合は老後まで住むために建てるので、後悔や失敗がないように、考えに考え抜いて家のいろいろな仕様を決めていきます。

特に注文住宅の場合は、施主が考えて決定しなければいけないことが多く、その時に参考になるのがインスタグラムYouTubeなんです。

いくつも記事や動画を見ていると、ほとんどの人がおすすめして採用しているものがあったので、筆者も検討し採用しました。

それでは、具体的にどんなものを採用したのか、そして実際の使い心地やデメリットなどを合わせて紹介していきます。

平屋

家づくり当初は普通の2階建ての家を建てようと思っていた筆者ですが、インスタグラムやYouTubeを見ていると平屋が流行っているということを知りました。

単純に流行っているというわけではなく、老後の生活や利便性を考えると平屋はメリットが多く、運よく広めの土地が見つかったので平屋を建てることができました。

平屋に住んでみた実際の住み心地はとても良く、採用して大満足しています。

平屋のメリットとしては、ワンフロアで生活できるので移動が楽という点と外壁などのメンテナンスの費用が抑えられる点が大きいと思います。

階段の上り下りがないだけでとても生活がしやすくなり、2階建てだと老後に2階の部屋を使わなくなることが多いので、平屋は老後の生活を考えた時にも無駄がありません。

外壁のメンテナンスの費用が抑えられる理由は、メンテナンス時の足場を組むための費用が2階建てより少なく済むためです。

平屋は生活音が気になる?

筆者の家は空調効率を考えて、リビングドアを挟まずに各居室が配置されているんですが、生活音がかなり気になります。例えば、早朝に誰かがキッチンで作業を始めると、寝ている家族がその音で目を覚ましてしまうことがあります。平屋を検討中の方はこの点も考慮して間取りを考えるのがおすすめです。

平屋の最大のネックは土地が狭いと難しいという点と、建築費用が2階建てより割高になるという点です。

家族構成やハウスメーカーの仕様にもよりますが、筆者が建てたハウスメーカーでは、35坪の2階建てと30坪の平屋はだいたい同じくらいの建物価格だったので、平屋も検討したいという人は2階建てと平屋の2通りの見積もりを出しても
らうといいですよ。

シューズクローク

シューズクロークとは、その名の通り靴をたくさん収納できるスペースのことで、筆者の家の場合はシューズクロークから室内に入れるようにしたため、家族用の玄関とお客様用の玄関を分けることができました。

玄関を家族用と来客用で分けることで、来客用には靴を置かないので常にキレイな状態を保つことができます。

また、シューズクロークには靴以外にも、上着や帽子、傘、今のところ子どもの自転車なども置いています。

筆者は北海道に住んでいるので、玄関に雪で濡れた上着を掛けるスペースがあるのはかなり重宝しますし、特に冬は長靴にブーツにと場所を取るものが多いので、それらを収納しつつ来客時にはスッキリ見せれるシューズクロークは大変便利です。

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脱衣と洗面を分ける

脱衣所と洗面室をそれぞれ独立した部屋に分けるということは、インスタなどで家づくりを勉強する前から絶対に採用しようと思っていましたが、やはり採用して大正解でした。

義両親と同居する場合や、女の子がいる家庭、家族が多い家庭には特におすすめだと思います。

洗面と脱衣が一緒になっている場合、誰かがお風呂に入っている時に洗面台を使えなくて困ることがありますが、別になっていれば気兼ねなくいつでも洗面を使うことができます。

今は子どもが小さいから大丈夫と思っていても、大きくなれば子どものほうが気にするでしょうし、親戚やお客さんが泊まることなどを想定して、可能であれば洗面と脱衣は別にすることをおすすめします。

ランドリールーム

脱衣と洗面を分けることの延長になりますが、脱衣所をランドリールームと兼用すれば洗濯に関する家事がとても楽になります。

洗濯ものは絶対に太陽にあてて乾かしたい!という確固たる信念がある人にはおおすすめできませんが、換気システムがしっかりした近年の新築住宅の場合ランドリールームで部屋干しすれば洗濯物は十分乾きます。

具体的には、ランドリールーム兼脱衣所を広めに作り、

服を脱ぐ→洗濯機に入れる→洗濯する→干す→掛ける→下着やタオルを収納する

という一連の作業を一部屋で完結させることができ、めちゃくちゃ家事楽になります。

乾燥機もおすすめ!

さらに家事を楽にしたいという人には、ドラム式洗濯乾燥機やガス乾燥機もおすすめです。我が家はドラム式洗濯機を導入しましたが、タオル類はふかふかに仕上がるうえ干す手間も減りました。ガス乾燥機を採用する場合は、配管の設置やガス乾燥機の発注などが必要になるので早めの担当者との打ち合わせが必須です。

ファミリークローゼット

ファミリークローゼットとは、家族の衣類をひとまとめに収納する部屋の事で、一昔前までは寝室内のウォークインクローゼットが流行りでしたが、最近では衣類を収納する独立した部屋としてファミリークローゼットを作るのが人気のようです。

筆者が子どもの頃に住んでいた家や以前住んでいたアパートは、ウォークインクローゼットはありませんでしたが、衣類を収納するクローゼットは寝室にあり、とても不便に感じていました。

なぜなら、着替えるために寝室に行くのが面倒だし、洗濯物をわざわざ寝室に片付けに行くのが手間だからです。

ファミリークローゼットをランドリールームや洗面の近くに作れば、身支度もしやすくなり、乾いた洗濯物の収納も最短距離でできるため、家事楽で生活しやすくなります。

筆者の家では、脱衣所・洗面・ランドリールーム・ファミリークローゼットをまとめた間取りにしたので、以前は面倒でストレスを感じることが多かった一連の洗濯作業がとても楽になりました。

居室は小さめにする

最近の間取りの傾向として、部屋にこもらないように子ども部屋は小さめにして、その分リビングやダイニングを広めにとるというのが多いようです。

筆者の家も、子ども部屋は机とベッドが置けて少しスペースが空くくらいの4.5畳ほどにしました。

間取り制作時点では「4.5畳は狭くしすぎたかな」と少し不安だったんですが、実際に出来上がった子ども部屋は狭いと感じることはありませんでした。

また、筆者の家は子ども部屋の他に、寝室もベッドが置けるだけの最低限の広さにしており、5.5畳ほどしかありません。

寝室は寝るだけの場所なので狭くても全く困ることはなく、その分過ごす時間が長いLDKを広くできたので満足しています。

下がり天井

筆者宅の実際の下がり天井

インスタで見て絶対に採用したいと思ったのが、キッチンの下がり天井です。

LDKの一つの空間の中にあるキッチンの天井を下がり天井にすることで、空間をゆるやかに区切ってメリハリをつけることができます。

しかし、下がり天井はオシャレで費用もそこまで掛からないのでおすすめですが、「何センチ下げるか」と「壁紙の柄をどうするか」でかなり頭を悩ます仕様なんです。

筆者も壁紙の柄と何センチ下げるかでかなり悩みましたが、こちらもインスタやYouTubeで検索すると参考になる記事や動画がたくさん出てくるので、それらを参考にして納得のいく下がり天井を作ることができました。

おすすめの下げ幅は?

ハウスメーカーによっては細かく指定できない場合もあるかもしれませんが、筆者宅の場合は悩みに悩んでキッチン天井を7㎝下げました。下げる範囲にもよりますが、筆者宅は7センチでちょうどいい感じになりました。ちなみに壁紙は思い切ってヘリンボーン柄にしたんですが、落ち着いた色味のものを選んだので、良い感じにLDKのアクセントになったと思います。

ニッチ

実際の筆者宅のニッチ

ニッチとは、インターホンや給湯器の操作パネルをまとめたり、小物をディスプレイしたりするために壁の一部分を凹ませる仕様のことです。

インスタやYouTubeで家づくりの勉強を始めるまで存在すら知らなかったニッチですが、こちらも採用して良かったものの一つです。

筆者宅の場合、インターホン・給湯器の操作パネル・LDKの電気のスイッチをニッチ内にまとめて配置してもらいました。

ニッチ部分にインターホンなどの出っ張った設備を入れることで、見た目がかなりすっきりした印象になります。

ちなみに、余白部分にはシーリングファンライトのリモコンとエアコンのリモコンを自分でつける予定でしたが、今のところエアコンのリモコンはまだつけていません。

コンセントの位置

コンセントの数や配置は、生活のしやすさに直結している部分なので、自分や家族の生活スタイルを想像してしっかり打ち合わせするのが大切です。

後で「ここにコンセントがあれば・・・」と後悔しないようにするためには、打ち合わせの段階でどこにどんな家具を置くか決めておくことがおすすめです。

筆者が実際に生活してみて、ここにコンセントがあって良かったと思っている箇所は次のとおりです。

  • ダイニングテーブル横の腰壁
  • キッチン周り
  • パントリーの中

ダイニングテーブル横の腰壁は、筆者が1番使っているコンセントで、キッチンと横並びのダイニングテーブルで使えるように、テーブルの高さに合うように指定してつけてもらいました。

ダイニングテーブルでパソコンを使うことが多いので、パソコンの充電をサッとできるのはとても便利です。

さらに、寒い時期に鍋をする際にもとても重宝しました。

キッチン周りのコンセントは、筆者宅の場合はキッチンの立ち上がり部分につけたんですが、スマホやタブレットでレシピを見ながら料理をする時に充電をしながら見れるのが便利です。

ミキサーなどの調理家電をよく使うという人は必須のコンセントだと思います。

パントリーの中は、ルーターやコードレス掃除機の充電用につけてもらいました。

ルーターや掃除機が目に付く場所にあると生活感がすごく出ますが、パントリー内に収めることで部屋の中をスッキリさせることができます。

この他にも、ソファの近くにコンセントを配置したり、ランドリー内でサーキュレーターを使う場所、ベッドの近くなどにもコンセントがあると便利です。

筆者宅は、インスタなどでここにコンセントがあると良いという体験談を参考にコンセント計画をしたので、「ここにコンセントを作ればよかった」という後悔は今のところありません。

コンセント計画は大変!

ハウスメーカーとの打ち合わせにおいて、コンセント計画は終盤になる場合が多く、他にもそこまでたくさんのことを打ち合わせしているので、疲れてしまってちゃんと考えずにコンセント計画をしてしまい後悔しているという人が結構いるようです。ひとつひとつは小さな後悔ですが、長年生活していく中でストレスが蓄積していくのでしっかり計画することが大切です。

食洗機

インスタやYouTubeを参考にして採用して良かった設備ナンバーワンは、ズバリ食洗機です。

最近では、食洗機を採用するのが当たり前になってきており、標準仕様でついているハウスメーカーも多いです。

筆者は洗い物は苦にならないタイプだったので、どうしても採用したいというほどではありませんでしたが、インスタやYouTubeではほぼすべての人が採用して良かったと絶賛している設備なので採用したという感じです。

そして実際に使ってみた感想ですが、これは本当に最高に設備だと思いました。

洗い物が苦にならないタイプと言っても、仕事や家事で疲れている時に大量の洗い物を見るとげんなりすることもあるのですが、そういう時に軽く流して食洗機に放り込んでおけばキレイになるというのは最高です。

食べてすぐ食洗機に入れればシンク内も汚れにくいですし、水切りカゴも小さいもので十分なので、食洗機があるだけでキッチンはすっきりします。

また、お皿を洗っていた時間を他の家事に回せたり、キッチンの掃除をする余裕が生まれるので、今では食洗機なしの生活には戻れないと感じるほどです。

深型がおすすめ!

食洗機の採用には大満足していますが、プチ後悔があります。それは浅型を採用したことです。インスタなどで浅型を採用したけど鍋やフライパンが入らなくて深型にすればよかったという意見は多かったのですが、筆者はフライパンなどは手洗いでいいやと思って浅型を採用しました。しかし、最近はフライパンなども洗うのが面倒に感じてしまいます。深型にしてもフライパンが入るかは分かりませんが、浅型よりも多くの食器を洗えるのは確かでしょう。家族が多い人は深型か海外製の大容量の食洗機が断然おすすめです。

暮らしやすい家を作るためには

インスタグラムやYouTubeで家づくりを勉強したら、次は、どのハウスメーカーで家を建てるか具体的に考えていきますよね。

そこで重要なのが、自分の暮らしやすい家を作れそうなハウスメーカーを見極めることと、ハウスメーカーの担当者との相性です。

ここからは、後悔しない家づくりのためにぜひ利用してほしいおすすめの無料サービスを紹介していきます。

プロに相談する

ほとんどの人にとって家は一生に一度の大きな買い物です。

そんな高額で大事な買い物は慎重に、できれば家づくりに詳しい誰かに相談しながら進めたいですよね。

しかし、自分の周りの家を建てた人に相談しても、ほとんどの人が一度しか経験していないことなので、明確なアドバイスをもらえないことが多いかもしれません。

そこでおすすめなのが、住まいの窓口です。

住まいの窓口では、周りには相談しにくい予算やローンの話から、ハウスメーカーの紹介、打ち合わせの調整まで、家づくりのあらゆることを無料でサポートしてくれます。

家づくりはほとんどの人が初めての経験なので、右も左もわからず不安になることが多いと思いますが、プロに相談しながら家づくりを進めれば、自分の要望も伝えやすくなり不安に感じることも少なくなるのではないでしょうか。

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マッチングサービスを活用する

家づくりは、ハウスメーカーの営業担当者との出会いが重要だと言われています。

ハウスメーカーの営業担当の中にも新人からベテランまでがおり、住宅展示場に行った時にたまたま担当になったのがベテランなのか新人なのか、施主側には分からないのです。

新人でもしっかりと仕事をしてくれる人ももちろんいると思いますが、前述したように家は人生最大の買い物なので、できればベテラン営業者や優秀な人に担当になってもらいたいですよね。

そこでおすすめなのが、ハウスメーカーの優秀な営業者とのマッチングをしてくれるサービスです。

筆者の体験談ですが、筆者が家を建てたハウスメーカーの営業担当さんはベテランの部類に入るような雰囲気があり、住宅設備の各メーカーにも顔が効く感じで信頼をしていたんですが、ある日突然ハウスメーカーを退職してしまったんです。

幸い後任がその営業担当さんの上長に当たる人になり、無事に家は完成しましたが、引継ぎができていないことが多々あったりして、やはり不安やストレスをかなり感じました。

こういった可能性を減らすためにも、最初から自分に合った優秀な営業担当者を紹介してもらえると安心ですよね。

まずは住宅コンシェルジュ相談して、自分に合う営業担当者がいないか相談してみましょう。

住宅コンシェルジュへの相談や営業担当者の紹介は無料なので、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

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まとめ

いかがだったでしょうか?

インスタやYouTubeで人気の設備をほとんど採用した筆者の家は、後悔している部分は少なく、採用したものはどれも満足しています。

インスタやYouTubeでおすすめされている設備や仕様の中には、おすすめしている人と採用して後悔している人が両方いることがあります。

その場合は、自分の生活スタイルをよく考えて検討し、できるだけ多くの記事や動画を参考にして多くの人が採用してよかったとおすすめしているものを選ぶようにしましょう。

筆者は家づくり中から、家が完成して実際に暮らしている現在でも、家づくり系の記事や動画をかなり見ていますが、食洗機や洗面と脱衣を分ける間取りなどは後悔している人がほぼいなかったので筆者も採用して満足しています。

これから家づくりを始めるという人や、現在家づくり中という人は、インスタやYouTubeを参考に素敵な家を計画してみてはいかがでしょうか。

この記事があなたの家づくりに少しでも役に立ったなら幸いです。