夏の北海道旅行ではどんな靴がおすすめ？靴屋店員が紹介します。
北海道は日本の中でも１、２を争う人気観光地として有名ですよね。
特に夏の北海道は、爽やかな気候と緑あふれる大自然を求めて、毎年たくさんの人が観光に訪れます。
観光や仕事で夏の北海道に行くことになった時、準備するうえで意外と悩むのが足元ではないでしょうか。
冬靴さえ履いていれば問題ない冬と違い、夏の北海道は雨の場合を考慮する必要があり、靴が濡れないように気を付けなければならないからです。
北海道の夏は涼しいって聞くけどサンダルじゃ寒い？
旅行当日の天気が雨みたいで足元が心配・・・
そんな悩みや不安をお持ちの人も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、北海道の靴販売店で勤務経験がある筆者が、夏の北海道旅行におすすめの靴を紹介していきます。
夏の旅行や仕事で北海道を訪れる人の靴選びの参考になる内容になっていますので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
夏の北海道旅行におすすめの服装については、コチラの記事で詳しく解説していますので、併せて参考にしてみてくださいね。
夏の北海道旅行はどんな服装で行けばいい？道民がおすすめの服装を紹介します
北海道の夏の気候は？
北海道の夏は本州と比べると涼しいと言われていますが、近年の温暖化やヒートアイランドの影響もあり、旭川などの内陸部では真夏日や猛暑日を記録する日が増えています。
しかし、北海道では夏の気候に地域差があり、釧路などの道東地域は夏が涼しいことで知られています。
本州の夏との違いは、湿度が低く夜は気温が下がるということです。
そのため、夜も予定があるという人は、サンダルでは足元が冷えてしまう可能性があるので注意が必要です。
北海道の夏の気候については、コチラの記事で詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみてはいかがでしょうか。
夏の北海道旅行で注意すべきこととは？
前述の通り、北海道の夏は昼間は暑くなりますが夜間は涼しくなるなど、本州の夏とは違う点がいくつかあります。
それに伴い、本州の夏とは違う注意点があるんです。
天気
北海道はとても広いので、地域によって天気が異なることがあります。
特に、北海道の中央にある大雪山系を境に天気が変わることが多く、例えば札幌は天気が良くても帯広は雨が降っているという感じです。
そのため、北海道内を広く移動して観光するという人は晴れでも雨でも対応できる靴の準備が必要になってきます。
気温
北海道の夏は、気温も地域によってかなりの差があります。
内陸部の旭川や富良野は北海道内でも特に夏は暑く、近年では猛暑日を記録することも増えてきました。
逆に道東の釧路や根室などは夏でも涼しいことで有名で、釧路市の８月の平均最高気温は21.5度と、本州と比べるとかなり涼しいことが分かります。
暑い地域ではサンダルが丁度いいですが、涼しい地域ではサンダルだと足元が冷える・・・このように、北海道内でも、どの地域をメインに観光するかによって靴を選ぶ必要があります。
観光内容
夏の北海道の魅力と言えば、緑があふれる大自然ですよね。
北海道でアクティビティを楽しみたいなら、もちろんそのアクティビティに合った靴を用意する必要がありますし、札幌中心部をメインに観光するならおしゃれな靴を履きたいですよね。
北海道の自然を堪能する野外の観光がメインか、札幌やショッピングモールなどの屋内の施設をメインに観光するかで選ぶ靴は変わってくるでしょう。
夏の北海道旅行におすすめの靴
では、夏の北海道観光ではどんな靴を履けばいいのでしょうか。
それぞれの地域や状況に合った靴を紹介していきます。
コートスニーカー（涼しい地域）
北海道に限らず、観光では歩きやすいスニーカータイプの靴がおすすめですが、涼しい地域を観光するという人にはコートスニーカーが特におすすめです。
コートスニーカーとはアッパー部分が合成皮革や本革で作られているスニーカーのことで、アディダスやナイキのものが有名です。
真夏の本州では暑くて履けないと思いますが、北海道の涼しい地域では丁度良く履けたりします。
アッパーがメッシュやキャンバス素材のスニーカーと違い、コートスニーカーは比較的水に強い合成皮革が使われているので、ある程度の雨なら大丈夫というメリットがあります。
コートスニーカーには、合成皮革と本革が使われたものがあり、観光の際には合成皮革のものがおすすめです。なぜなら、本革は水が滲みやすいためです。コートスニーカーを選ぶ際には合成皮革か本革かをよく確認しましょう。基本的に本革のもののほうが高額なので、その点でも判別ができますよ。
スポーツサンダル（暑い地域）
本州並みに暑くなる内陸部を観光する予定の人には、スポーツサンダルがおすすめです。
スポーツサンダルとは、簡単に言うと足首にストラップが付いたフラットなソールのサンダルのことです。
北海道に限らず、観光では歩きやすさが重要なので、ヒールが高いサンダルやつっかけのようなサンダルは歩きにくく観光には不向きです。
そのためサンダルを選ぶ際には、足首をストラップでホールドできるものを選ぶと歩きやすいでしょう。
また、ソールはフラットか、高さがあるものでもウェッジソールだと安定して歩けますよ。
アウトドアシューズ
アウトドアシューズとは、登山やキャンプなどの時に履く靴のことで、防水機能が高いものが多いのが特徴です。
北海道の観光名所は自然の中を歩くというものが多く、塗装されていない砂利道や北海道の自然をアクティブに楽しみたいという人にももちろんおすすめですが、最大の魅力は晴れでも雨でも関係なく履くことができるという点です。
そのため、旅行当日の天気が晴れか雨かわからない場合にどんな靴を用意すればいいか迷うことなく、天候に左右されないコーディネートができます。
おすすめは天候を気にせず履ける防水シューズ！
夏の北海道旅行で特におすすめの靴は、アウトドアブランドの防水シューズです。
アウトドアブランドの防水シューズのおすすめポイントはこちらです。
- 雨を防ぐ防水機能
- 靴の中がムレにくい透湿機能
- しっかりした構造で歩きやすい
- 晴れでも雨でも履ける
これらの魅力がしっかり詰まった、アウトドアブランド「コロンビア」のおすすめ防水シューズを紹介していきます。
ホーソンレイン
コロンビアの「ホーソンレイン」は、スタイリッシュなデザインと優れた防水機能で、毎年店頭では品薄になることも多い人気の防水シューズです。
もちろん晴れの日でも履けるスニーカータイプの靴になっているので、旅行日の天気がはっきりわからないという場合にはこの１足があれば安心ですよ。
こちらのアドバンスモデルは、雨を防ぎつつ靴の中がムレにくいコロンビア独自の防水透湿機能「オムニテック」を採用し、さらにグリップ力に優れたヴィブラム・メガグリップをアウトソールに採用しています。
スニーカータイプにも関わらず、アドバンスモデルはトレッキングシューズ並みの機能を持っているハイスペックな靴なんです。
カラーも豊富で、ハイカットとローカットを選べるのも魅力です。
今回紹介したホーソンレインアドバンスモデルは、コロンビア直営店と公式サイトのみの限定発売となっていますので、ぜひ１度コロンビア公式サイトをチェックしてみてくださいね。
まとめ
涼しい地域ではコートスニーカー、暑い地域ではスポーツサンダルがおすすめ！
特にアウトドアシューズは晴れでも雨でも履けるから旅行に最適！
いかがだったでしょうか？
夏の北海道は湿度が低く、地域によっては涼しい気候で旅行には最高の季節です。
しかし、冬靴さえ履いていれば問題ない冬と違い、夏の北海道は雨の場合を考慮する必要があり、靴が濡れないように気を付けなければなりません。
旅行中にが靴ビショビショになって困ることがないように、アウトドアシューズで対策をしたり、暑い地域ではサンダルを用意しておくのがおすすめです。
夏の北海道旅行の靴選びに、この記事が参考になれば幸いです。
