北海道の夏は扇風機で乗り切れる?道民がおすすめの扇風機を紹介します

昔から北海道の夏は涼しいと言われてきましたが、地域によっては本州並みに暑く、北海道の夏が涼しいとは一概には言えません。

しかし、北海道ではエアコンが付いていないという住宅も未だ多く、扇風機で何とか夏を乗り切っているというご家庭も多いのではないでしょうか。

エアコンを買いたいけど取付工事が込み合っていて夏に間に合わないから、良い扇風機がほしい!

おすすめの扇風機を教えてほしい!

北海道ではまだまだ扇風機が活躍するので、こんな要望をお持ちの方もいますよね。

そこでこの記事では、生まれも育ちも北海道の筆者が、おすすめの扇風機や使い方を詳しく紹介します!

北海道の夏を乗り切るための参考になる記事となっていますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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扇風機とサーキュレーターの違い

電気屋さんに行くと、扇風機とサーキュレーターは近くに陳列されているので、どちらを購入すれば良いのか迷ってしまいますよね。

扇風機とサーキュレーターは構造的にはほぼ同じですが、使用目的がそれぞれ違う家電なんです。

扇風機の特徴

扇風機は体に直接風を当てることで涼しさを得るための家電です。

サーキュレーターに比べると風は遠くまで届きませんが、風量は穏やかなので風を直接体に当てて涼むことができます。

サーキュレーターよりも作動音が静かなものが多く、昔ながらの形状のリビングファンや、タワー型、羽無し扇風機など、いくつかのタイプがあります。

サーキュレーターの特徴

サーキュレーターは直線的な風で空気を循環させるための家電です。

エアコンの補助としてサーキュレーターを使用すれば、冷気を拡散させることでより部屋を涼しくすることができ、電気代の節約にもつながります。

サーキュレーターは風を真上に送ることもできるので、洗濯物に風を当てて早く乾かすこともできます。

扇風機のメリット

北海道でもエアコンが普及してきましたが、様々な事情によってエアコンの取り付けが難しい場合もありますよね。

  • 取付工事が込み合っていて夏に間に合わない
  • 古い住宅で200Vのコンセントがない
  • エアコンの冷風が苦手

このような事情でエアコンの取り付けが難しい場合、扇風機で涼をとることになります。

扇風機にはエアコンには無いメリットもあるので、場合によってはとても便利なんです。

持ち運びができる

エアコンは1度壁に取り付けてしまうと移動することはできませんが、扇風機はどこにでも持ち運ぶことができ、好きな場所で涼をとることができます。

北海道ではリビングにしかエアコンが付いていないという家庭も多いですが、扇風機は寝室や子供部屋などに手軽に置くことができ、簡単に涼むことができます。

家の中で何か作業をする際にも体の近くに置くことができるので、いつでも涼しさを感じることができます。

冷たい風が当たらない

エアコンは冷風が出るためとても涼しいですが、冷風に長時間当たっていたり、就寝時に冷風を浴び続けると風邪を引いてしまう可能性があります。

扇風機の風はエアコンほど冷たくないので、長時間風に当たっていても体が冷えすぎるということはないでしょう。

また、就寝時には扇風機を使うことで気持ちよく寝ることができますよ。

価格が安価なものが多い

扇風機はエアコンに比べると安価なものが多いので、気軽に購入することができるのもメリットです。

大きなリビングファンなどの大型扇風機の他にも、外出時に便利なハンディ扇風機や、机に置ける卓上扇風機などがあり、百均などでも購入できます。

家にエアコンがあって扇風機を使っていないという人でも、ハンディ扇風機などは持っているという人も多いのではないでしょうか。

扇風機のデメリット

昔から使われてきた扇風機にはメリットがたくさんありますが、もちろんデメリットもあるので、扇風機を購入の際にはデメリットもよく考慮しましょう。

冷風が出ない

当然ですが扇風機からキンキンに冷えた風は出ません。

室温よりもやや涼しくなった風が出る程度なので、30℃越えの猛暑が続くような時はちょっと厳しいかもしれません。

しかし北海道でも釧路などの道東や、苫小牧などの胆振地方は比較的夏は涼しいので、扇風機でも夏を乗り切れるかもしれません。

北海道の夏は暑い?涼しい?夏の気温と北海道民の過ごし方とは

また、北海道は本州に比べて夏が短いので、少しの間我慢すれば扇風機でも過ごすことも可能かもしれません。

熱中症に注意!

扇風機でも耐えられない暑さの時は熱中症に注意が必要です。冷房が効いた施設に行ったり、冷感グッズを使うなど、無理をせずに対策をしましょう。

掃除の手間がかかる

昔ながらのファンの扇風機は、羽の掃除をする必要があります。

外側のカバーを簡単に外せるタイプは掃除が簡単ですが、取り外しが難しいタイプは掃除が面倒になってしまう可能性があります。

また、羽無し扇風機やタワー型扇風機は一見掃除が楽そうに見えますが、分解することができない場合があるため、フィルターの掃除が難しいことも。

購入の際にはお手入れのしやすさをチェックしましょう。

実際に道民が使っていた扇風機

筆者は現在エアコンがある家に住んでいますが、以前住んでいたアパートにはエアコンが付いていなかったので、扇風機で夏を乗り切っていました。

当時、筆者宅で使っていた扇風機はタワー型扇風機になります。

タワー型扇風機はスリムで場所を取らないので、狭いアパートではとても重宝しました。

しかし、タワー型扇風機はリビングファンよりも稼働音が大きいため、寝る時には音が気になりました。

最近販売されている扇風機はDCモーターを採用した静音タイプが多いので、次に購入する機会があればDCモーターの扇風機を選ぼうと思っています。

DCモーターとは?

DCモーターは、従来のACモーターの「弱」よりもさらに柔らかい風量を作ることが可能なので、長時間使用しても体が冷えにくく、稼働音も静かです。ACモーターの扇風機よりも価格は高めですが、これからはDCモーターの扇風機が主流になるでしょう。

おすすめの扇風機

様々なタイプがある扇風機ですが、タイプ別におすすめを紹介していきます。

扇風機を購入の際にはぜひ参考にしてみてくださいね。

リビングファン

扇風機と聞いて想像する昔ながらの形状の扇風機のタイプがリビングファンです。

リビングファンは扇風機のタイプの中でも風量が多く、広範囲に風を送ることができます。

各メーカーの最新モデルは、羽に工夫を凝らし、より自然に近い風を作れるものや、サーキュレーターとして使える機種もあります。

オーブンレンジやケトルなどのオシャレ家電で有名なバルミューダの扇風機は、やはりオシャレな扇風機です。

バルミューダの扇風機の最大の特徴は、独自のグリーファンテクノロジーによって生み出される、まるで「自然界の風」のような風です。

二重構造の羽によって、風が一般的な扇風機に比べ約4倍の広範囲にゆっくりと進むことで自然界の風のような心地よさを感じることができます。

さらに、サーキュレーションモードは15m先まで空気を送ることができ、サーキュレーターとしても使うことができます。

また、DCモーター搭載で稼働音も静かですよ。

自然な優しい風で涼みたいという人や、スタイリッシュで高性能な扇風機がほしいという人におすすめです。

シャープと言えばプラズマクラスターですが、扇風機にもプラズマクラスターの機能が備わっています。

扇風機としてはもちろんサーキュレーターとしても使うことができ、衣類消臭モードでは、洗濯物を部屋干しした時に気になるニオイをプラズマクラスターが消臭してくれます。

一般的なリビングファンに比べてファンが小さいですが、アホウドリの翼形状とアサギマダラ蝶のうねりを応用した3Dファンは、遠くまで風を届けてくれます。

コンパクトな扇風機が欲しいという人や、洗濯物も扇風機で乾かしたいという人におすすめです。

羽無し扇風機

羽無し扇風機は羽が無いことにより、小さな子どものいたずらや怪我を防ぐことができるのが魅力です。

羽無し扇風機の代名詞であるダイソンの扇風機は、空気清浄機能も付いています。

メンテナンスも簡単で、本体は軽くふくだけ、フィルターは1年を目安に交換するだけで済みます。

ファンヒーター併用モデルもあり、こちらは1年通して使うことができます。

小さな子どもがいる家庭や、手入れが簡単な扇風機が欲しいという人におすすめですよ。

タワー型扇風機

タワー型扇風機は、スタイリッシュな見た目が魅力です。

風の強さはリビングファンよりも劣りますが、場所を取らないので狭い場所でも設置が可能です。

ツインバードの扇風機は、オールブラックなスタイリッシュな見た目としっかりお手入れができるという点がポイントです。

タワー型扇風機は中のファンを掃除できないタイプが多いですが、ツインバードの扇風機は工具不要でファンを取り外すことができ、ファンは丸ごと水洗いすることができます。

また、上下方向にも風向きを調整することができるので、部屋中に満遍なく空気を送ることができます。

スタイリッシュな扇風機が欲しいという人や、いつでも清潔な扇風機が欲しいという人におすすめですよ。

まとめ

いかがでしたか?

エアコンでの暑さ対策が一般的となった今、扇風機というとちょっと物足りないと思う人も多いかもしれませんが、最新の扇風機はサーキュレーターとしても使えるものなどもあるので、1台あると重宝するのではないでしょうか。

ぜひこの記事を参考にあなたに合った扇風機を探してみてくださいね。